転居の吉方位効果がいつ現れるか、6回の転居実践経験を含む実例データに基づいて、解説します。
方位効果が現れる原理
宇宙万物はすべて「素粒子」という最小単位で構成されています。
素粒子は波動ですので、宇宙万物はそれぞれ固有の「周波数」をもつ波動になります。
そこで、まずはじめに「周期性流年波動」「後天的移動波動」という用語を定義します。
周期性流年波動
時(流年)の「年月日時の干支九宮」は、時の経過とともに一定の周期で刻々と変化していきますが、この刻々と変化する時の波動を周期性流年波動と定義します。
これは、静の波動に分類されます。
後天的移動波動
旅行や転居など人が動いたときの「年月日時の干支九宮」により決定される特定の周波数をもつ波動のことを、後天的移動波動と定義します。
これは、動の波動に分類されます。
転居の後天的移動波動の「年月の干支九宮」と周期性流年波動の「年月の干支九宮」が一致するときに、共振共鳴して方位効果が現れやすくなります。
転居における方位効果の作用期間
転居の場合、通常、月盤を使います。
一般的に、理論上の作用期間は、干支が一巡する60ヶ月と言われていますが、実践経験上、60ヶ月より長いのは確かで、私は干支九宮(九星気学に九星)が一巡する180ヶ月を採用しています、
暦の干支九宮は180(十干、十二支、九宮の最小公倍数)周期です。
年月日時の作用期間は、理論上、
年:180年
月:15年(180ヶ月)
日:180日
時:15日(1刻(=2時間)×180=360時間)
となります。
なお、月盤、日盤、時盤の作用期間については、実践経験や実例データから判断すると、まず間違いないと思います。
転居の吉方位効果が現れる時期
転居の方位効果が現れる時期(自宅出発時を起算した月節)は原則、次の通り、後天的移動波動と周期性流年波動の「時の干支九宮」が一致するときになります。
後天的移動波動と周期性流年波動の「九宮」と「支」は、36ヶ月毎に一致します。
この前後で方位効果が現れやすいです。特に72ヶ月前後が最も強く現れやすいです。
後天的移動波動と周期性流年波動の「干」と「支」は90ヶ月のときに一致します。
この前後は方位効果が最も強く現れやすいです。
60ヶ月時点は「干」と「支」が一致しますが、実践経験上、この前後で方位効果が現れることは少ないです。
干支九宮は、干が「天」、支が「地」、九宮が「人」を表しますが、この場合、人の九宮が関わらないので、人への作用はほとんどないためと推測されます。
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