公開日:2023年5月13日 最終更新日:2026年7月12日
「引っ越しや旅行の吉方位を調べたら、サイトによって結果がバラバラ……」
「Aのサイトでは吉なのに、Bでは凶と出た。一体どちらを信じればいいの?」
方位術に関心を持たれた方なら、一度はこうした矛盾に突き当たったことがあるはずです。
本来、「ある時期のある方位」に流れるエネルギーの質は一つのはず。
それなのに、なぜ流派やサイトによって判定が180度変わってしまうのでしょうか。
その理由は、方位術の歴史に隠された「偽術」の存在と、「何を基準に吉凶を測るか」という評価対象の違いにあります。
この記事では、
について、盤珪流奇門遁甲の視点から深く解説します。
あなたにとって最適な開運方位を見つけるための羅針盤として、ぜひ最後までお読みください。
吉方位の判断はバラバラ?「偽術」の歴史と流派の多様性
方位術には数多くの流派が存在し、同じ方位でも「吉」とするものもあれば、「凶」とするものもあります。
この最大の理由は、最高峰の方位術とされる「奇門遁甲」が歴史的に「秘伝中の秘伝」とされ、その過程で多くの「偽術」が広まってしまったためです。
奇門遁甲が秘伝とされた歴史的背景
奇門遁甲は、古代中国で戦の勝敗を左右する「戦略兵法」として用いられた占術です。
かつては皇帝や軍師だけが使用を許され、その知識が敵国や民間に漏れないよう厳重に管理されてきました。
ある古い占術書には、「真伝は国宝として秘蔵し、民間には偽術(偽物のロジック)を流布させた」という記述すら残っています。
軍事機密としての独占
戦争に勝利する法則を独占するため、意図的に誤った方法が流された。
口伝による変質
書物ではなく「一子相伝」の口伝で受け継がれたため、解釈の誤りや簡略化が進んだ。
ネット社会の弊害
現代では、計算が簡単な「偽術」や「簡略版」がシステム化され、ネット上に溢れている。
こうした背景があるため、現代に流通している方位情報の多くは、残念ながら「真伝」から遠ざかっているのが実情です。
流派ごとの吉凶判断の違い:九星気学vs奇門遁甲
判断がバラバラになるもう一つの大きな理由は、術式による「評価対象(何を測っているか)」の違いです。
特に日本で馴染みの深い「九星気学」と、本格的な「奇門遁甲」では、根本的な考え方が異なります。
九星気学と「温度計」の例え:評価対象の混同
九星気学は、自分の本命星(生まれた年の九星)と方位の九星との「相性」で吉凶を判断します。しかし、ここで一つの疑問が生じます。方位という物理的なエネルギーを解析する術数において、本当に「人によって吉凶が変わる」という主観的な判断が正しいのでしょうか。
例えば、温度計を想像してみてください。
「この部屋は25度です」というのが客観的な事実です。
これに対し、「Aさんには暑く、Bさんには寒い」というのは個人の感想です。
九星気学は、後者の「個人の感想(相性)」を吉凶の基準にしています。
しかし、最も重要なことは、前者の「25度である」という方位そのものが持つ絶対的な性質です。
強い日差しを浴びれば誰でも暑く感じるのと同様、吉方位の効果も凶方位の災厄も、行く人を選ばず等しく作用するのが本来の方位術なのです。
なぜ「個人差」を考慮しないのか
「自分だけの吉方位を知りたい」という心理は自然なものです。
しかし、盤珪流が個人差を排除するのには、明確な理由があります。
「方位の災厄は、人の属性を選ばない」からです。
強力な凶方位の作用は、たとえその人と「相性が良い」とされる星回りであっても、容赦なく襲いかかります。
事故や災害は、生年月日を見て避けてはくれません。
奇門遁甲(流派別):判断の「深さ」の違い
奇門遁甲を名乗る流派の中でも、その判断基準には「深さ」のレベル差があります。
- 要素の採点方式:
八門・十干などを点数化して合計点で出す(簡易的)。 - 要素の組み合わせ(格)重視:
「吉格」「凶格」があるかどうかで判断する。 - 易卦判断方式:【盤珪流が採用】
時間の概念などから「六十四卦」を割り出し、方位のエネルギーを立体的に読み解く。古代の「易」の思想を融合させた、主観の入り込まない緻密で戦略的な判断基準です。
🔍易卦については、以下の記事で詳しく解説しています。

各流派での吉凶判定の比較例
どのロジックを採用するかで、向かうべき方位の吉凶は180度変わってしまいます。
2023年(癸卯 四緑木星)の年方位
| 流派 | 判断の基準 | 2023年の吉方位 |
|---|---|---|
| 九星気学 | 個人の本命星との相性 | 南・北東 |
| 奇門遁甲A | 要素の採点方式 | 北東・北西 |
| 奇門遁甲B | 吉格重視方式 | 北 |
| 盤珪流奇門遁甲 | 易卦判断方式 | 東 |
筆者の直近実践例(2024年3月 東へ転居)
盤珪流では「吉」ですが、他流派では軒並み「凶」とされるケースです。
| 流派 | 判断結果 | 判断根拠 |
|---|---|---|
| 九星気学 | 凶方位 | 年の暗剣殺 |
| 奇門遁甲A | 凶方位 | 死門 |
| 奇門遁甲B | 凶方位 | 死門 |
| 盤珪流奇門遁甲 | 真の吉方位 | 吉と凶の両視点ともに「吉卦」 |
【重要】「吉」と「凶」は表裏一体!?羽田空港事故が示す真実
「あるサイトでは吉、あるサイトでは凶」という矛盾が起きるもう一つの深い理由は、一つの事象に含まれる「吉凶の両面」を正しく分析できていないことにあります。
事象は多面的である
2024年1月2日に発生した羽田空港での航空機衝突事故を例に考えてみましょう。
この事象は、一つの視点だけでは捉えきれません。
- 凶の側面:
民間機が衝突し、全焼するという未曾有の「凶事」。 - 吉の側面:
乗客乗員全員が奇跡的に無事であったという「吉事」。
「吉か凶か」の二元論に頼る一般的な方位術では、この事故を「吉方位だったから助かった」あるいは「凶方位だったから事故が起きた」のどちらか一方でしか説明できません。
しかし、真の「真伝」であれば、「なぜ衝突・炎上という凶事が起きたのか」と「なぜ全員生還という吉事があったのか」を、方位盤の中に刻まれた別々の要素(卦)から、同時に読み解くことができなければなりません。
ポジティブな側面とネガティブな側面、その両方を詳細に分析して初めて、現実に即した正しい判断が可能になるのです。

ばんけい
💬 「なぜ衝突し、なぜ全員助かったのか?」羽田空港の事故事例を、盤珪流の易卦判断で詳細に検証した記事はこちらからご覧いただけます。
👉 羽田空港地上衝突事故を方位術で検証|吉凶が交錯した運命の仕組みとは?【奇門遁甲で読み解く】
本当に効果がある「本物の吉方位(真伝)」を3つのステップ
数多ある情報の中から、真実を見極めるには以下の手順で流派や鑑定士を確認してください。
ステップ1:公の事例検証の裏付けがあるかを確認する
真伝かどうかを見極める基準は、「数多くの公の事例(事故・事件など)を検証し、その吉凶を後事後的に正しく説明できるか」という一点に尽きます。
特に、前述の羽田事故のように吉凶が混在する複雑な事象を、ロジックのすり替えなしに100%説明できるかどうかが、検証力の試金石となります。
ステップ2:身近な事例で流派の力量をテストする
相談する前に、ご自身や知人の過去の大きな転居・旅行に関する「出発日時」と「方位」を提示し、その鑑定結果が現実の吉事凶事と一致するかを確認してみてください。
ステップ3:短期旅行で「再現性」を確認する
いきなり転居を決めるのはリスクがあります。まずは推奨された吉方位へ1泊旅行を試し、その効果を実感できるかを確認しましょう。方位の作用には確かな再現性があるはずです。
まとめ:盤珪流奇門遁甲で「本物の開運」を
本記事では、サイトによって吉方位が異なる理由を解説しました。
- 方位術には、歴史的に意図して流された「偽術」が多く混在している。
- 九星気学は「個人との相性」をみるが、真の方位術は「方位そのものの絶対的な力」をみる。
- 事象は多面的であり、吉と凶の両面から立体的に分析できるロジック(易卦など)が不可欠である。
- 信頼の指標は、何よりも「具体的で豊富な公的実例」を正しく判定できるかである。
盤珪流奇門遁甲は、600件以上の公開事故実例の検証によって精度を磨き上げた独自の方位術です。
単なる「吉凶占い」ではない、動かぬ事実に基づいた「真の吉方位」を知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。
👉【盤珪流奇門遁甲とは】600件超の事故検証データに基づく「戦略的」方位術
💡 あわせて読みたい:人生の防波堤を築く
「不確実な吉」よりも「確実な避凶」。盤珪流の極意をまとめた保存版の記事です。
👉【人生の極意】凶を避ける方法:命運・方位・対人・心の四方面から守りを固める


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