「引越しをしたら運気が変わった」「旅行先で思わぬ幸運が舞い込んだ」――そんな経験はありませんか?
古代中国の哲学書『易経』には、「吉凶悔吝(きっきょうかいりん)は動に生ずるものなり」と書かれています。つまり、良いことも悪いことも、動くことで生じるという考え方です。
では、なぜ人が移動すると運勢に変化が起こるのでしょうか?
その理由を、「波動」と「共振・共鳴」という視点から解説していきます。
人も「波動」を持っている
私たちの身体を構成する物質は、すべて「素粒子」と呼ばれる微細なエネルギーの粒でできています。この素粒子は常に振動しており、これを「波動」といいます。
つまり、人もそれぞれ特有の波動を持ち、その波動が運命に影響を与えているのです。
運命に影響を与える3つの波動
先天的固有波動(生まれ持った波動)
私たちは、生まれた瞬間に 特有の波動(エネルギーのリズム) を持つようになります。
これは、東洋占術において生年月日時の十干・十二支・九星によって決まり、一生変わることがありません。
この波動が、その人の基本的な運命の流れを決めるとされています。
周期性流年波動(時間とともに変化する波動)
時間の流れとともに変化する波動もあります。例えば、1年ごと・1か月ごと・1日ごと・1時間ごとに、運勢の流れが変わると考えられています。
この波動も、十干・十二支・九星によって決まり、天体の運行や自然のリズムと同じように周期的に変化します。
移動波動(出発時の波動)
引越しや旅行など、人が移動する際には、その時点の「周期性流年波動」を一時的に持つようになります。これを移動波動と呼び、以下のように分類されます。
引越しは、長期間住む場所が変わるため、「移動年波動」「移動月波動」の影響を受けます。
旅行では、短期間の移動なので、「移動日波動」「移動時波動」の影響を受けます。
なぜ移動すると吉凶が生じるのか?(共振・共鳴の法則)
共鳴とは?
楽器を想像してみてください。ギターの弦を弾くと、同じ音の振動が周囲に伝わり、共鳴しますよね?
これと同じように、自分の波動(先天的固有波動)と時の波動(周期性流年波動)が一致すると、運命に強い影響を与えるのです。
では、なぜ移動すると、良い事や悪いことが生じるのでしょうか?
それは、周期性流年波動と移動波動が共振・共鳴 することで起こると考えられます。
吉方位に移動するとき
周期性流年波動と吉の移動波動とが 共振・共鳴して良い方向にエネルギーが増幅されます。
これにより、金運・仕事運・恋愛運などが向上しやすくなります。
凶方位に移動するとき
逆に周期性流年波動と凶の移動波動とが 共振・共鳴して悪い方向にエネルギーが増幅されます。
これによって、トラブルが増えたり、物事がうまく進まなくなったりすることがあります。
つまり、移動することで、周期性流年波動と移動波動が共振・共鳴し、それが運勢の変化を引き起こすのです!
移動による方位作用が現れる時期
移動の影響がいつ現れるのかについては、東洋占術の理論上、出発時の「十干」「十二支」「九星」が再び巡ってくる時期です。
「十二支」と「九星」の組み合わせが巡ってくる時期
時盤 | 日盤 | 月盤 | 年盤 |
---|---|---|---|
72時間目前後 144時間目前後 216時間目前後 288時間目前後 | 36日目前後 72日目前後 108日目前後 144日目前後 | 36ヶ月目前後 72ヶ月目前後 108ヶ月目前後 144ヶ月目前後 | ー |
※時盤の1刻=2時間
「十干」と「九星」の組み合わせが巡ってくる時期
時盤 | 日盤 | 月盤 | 年盤 |
---|---|---|---|
180時間目前後 | 90日目前後 | 90ヶ月目前後 |
「十干(天)」と「十二支(地)」の組み合わせが巡ってくる時期
人の九星が関わらないためか、事例上、方位作用が現れることが少ないです。
方位作用は、「十干」「十二支」「九星」の最小公倍数の180時で終わると考えられています。

ばんけい
方位作用が現れる時期は、事例の基づく盤珪流奇門遁甲による見解になります。