方位基準と八方位の区分については解説します。
方位基準
真北基準、磁北基準のどちらを採用するかですが、『あちこち吉方位マップ』というアプリを使って実例データをチェックすると、真北基準の方が的中します。
方位区分
八方位区分方法には、静の家相・風水の「45°(八方位均等)」と動の九星気学の「30°60°」があります。
方位術の吉凶判断方法には、「45°(八方位均等)」を用いる静のアプローチと「30°60°」を用いる動のアプローチがあり、方位区分は「45°(八方位均等)」と「30°60°」の両方を使います。
ですので、「45°(八方位均等)」と「30°60°」で八方位区分が異なる場合は、旅行や転居を避けるのが無難です。
盤珪流奇門遁甲は「45°均等」と「30°60°」の両方を用いる
盤珪流奇門遁甲は、数多くの流派のやり方を参考に、40年の実践研究と実例検証に基づき、独自に体系化した易系奇門遁甲です。
盤珪流奇門遁甲の最大の特徴は、易の六十四卦を無筮立卦(むぜいりっか)で3通り出して、それらを総合的に判断することです。
六十四卦は「天」「地」「人」の3通りを出します。
「天」の六十四卦は、事故や事件などの凶や自然を判断するのに適しています。
「地」の六十四卦は、人と地域・環境との関係を判断するのに適しています。
「人」の六十四卦は、恋愛、協力など人と人との関係を判断するのに適しています。
「天」は静のアプローチで「45°均等」、「地」と「人」は動のアプローチで「30°60°」の方位区分を用います。
占事によって重視するウェイトが変わります。
例えば、転居は「天地人」を総合的に判断しますが、着工は「天地」を、個人は「地人」を重視します。事件・事故を検証する場合は「天」を重視します。
盤珪
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盤珪(ばんけい) プロフィール