方位術では、方角を正しく判断することが重要です。
しかし、方位には「方位基準」や「八方位区分」など、初心者には少し難しく感じる概念があります。
この記事では、方位の基本となる考え方を分かりやすく解説し、実際に吉方位を調べる際のポイントも紹介します。
方位基準とは?
八方位を区分する際には、基準となる方位の決め方が重要です。
主に 「真北基準」 と 「磁北基準」 の2種類があります。
真北基準
地球の回転軸に基づく北(測量や地図で使用)
磁北基準
磁石が指す北(コンパスで測定)
吉方位を調べる際には、多くの方位術の流派で 「真北基準」 を採用しているため、基本的には真北を基準に考えれば問題ありません。
八方位の区分方法
方位を8つの方向(南・南東・東・北東・南西・西・北西・北)に分ける方法には、以下の2種類があります。
45°均等区分
各方位を 45°ずつ均等 に分ける方法。
風水や奇門遁甲で使用される。
30°/60°区分
南・東・西・北を 30°、それ以外を 60° にする方法。
九星気学や一部の奇門遁甲で使用される。

ばんけい
🔍 おすすめツール:「あちこち吉方位マップ」(無料アプリ)
このアプリを使い、以下の手順で正確な八方位を確認できます。
①「地図中央を自宅に設定」 → 自宅の位置を登録
②「偏角」 → 「設定しない」を選び、真北基準に設定
③「方位線の種類」 → 「風水45/45」に設定し、方位を確認
④「方位線の種類」 → 「気学30/60」に設定し、方位を再確認
どちらの八方位区分を使えばよい?
占術の流派によって、使用する八方位区分が異なります。
八方位区分 | 使用される占術 |
---|---|
45°均等 | 風水、奇門遁甲 |
30°/60° | 九星気学、奇門遁甲 |
併用 | 盤珪流奇門遁甲 |

ばんけい
盤珪流奇門遁甲では、吉と凶の両視点からアプローチする手法です。
前者は「30°/60°」、後者は「45°均等」を使います。
「30°/60°」は「動」の方位区分(移動に適した方位)
「45°均等」は「静」の方位区分(定住や家相に適した方位)
と言われています。
そのため、どちらが正しいかを決めるのではなく、移動先の方位が流派によって異ならないかを確認し、八方位区分が異なる所を「転居先」または「旅行先」として選ばないことが大切です。
特に、東・西・南・北へ移動する際は注意しましょう。