「運気を上げるために吉方位へ行く」という考え方は、多くの占術で推奨されています。
しかし、実際に調べてみると、サイトや流派によって吉方位の判定が異なることに気づく方もいるでしょう。
「Aのサイトでは吉なのに、Bのサイトでは凶…」
そんな矛盾が生じるのは、方位術の歴史に秘密があります。
特に、最高峰の方位術「奇門遁甲」は、古代から秘伝とされ、多くの偽術が広まった背景を持っています。
今回は、「吉方位が本当に吉なのか?実は凶なのでは?」という疑問に対し、奇門遁甲の歴史や偽術の実態を解説し、信頼できる吉方位を見極める方法をお伝えします。
流派によって異なる理由とは?
方位術にはさまざまな流派があり、同じ方位でも「吉」とするものもあれば、「凶」とするものもあります。
その主な理由は、奇門遁甲が歴史的に秘伝とされ、多くの偽術が広まったためです。
奇門遁甲は、古代中国の戦術・戦略に用いられた秘伝の占術です。かつては皇帝や軍師だけが使用でき、一般には決して広まらないように管理されていました。
しかし、時代が進むにつれて権力者たちは本物の奇門遁甲を秘匿し、民間には偽術を広めたのです。
これにより、現在流通している奇門遁甲の多くは本来の技術とは異なると言ってよいでしょう。
奇門遁甲が秘伝とされた歴史的背景
奇門遁甲が秘密にされ、偽術が広まった背景には、以下のような理由があります。
軍事機密としての価値
奇門遁甲は、戦争の勝敗を左右する重要な戦略ツールでした。優れた軍師は、この占術を使って戦略を練り、勝利を収めてきました。
そのため、敵国に情報が漏れることを防ぐために、知識は極秘扱いとされました。
権力者による独占
皇帝や高官は、奇門遁甲を「国の存亡を左右する知識」として位置付け、自らの権力を維持するために、知識の拡散を制限しました。
これにより、民間では奇門遁甲の本当の技術を学ぶ機会がほとんどなかったのです。
口伝による伝承
奇門遁甲は、書物に残されることなく、一子相伝などの口伝でのみ受け継がれました。
そのため、時代が進むにつれて誤った解釈が増え、偽術が多くなっていったと考えられます。
偽術の流布
権力者たちは、本物の奇門遁甲が民間に広まるのを防ぐために、意図的に偽術を流布しました。
ある古い占術書には、「真伝は国宝として秘蔵し、民間には偽術を流布させた」と記されています。
こうした背景から、現代の奇門遁甲には多くの流派が存在し、流派ごとに吉凶の判定が異なるのです。
では、本物の吉方位を見極めるには?
流派の違いを理解する
現代の奇門遁甲には、吉凶判断方法の観点から大きく分けると、以下の3つの流派があります。
✅ ①個別採点方式
各要素を点数化し、合計点で吉凶を判断する方式。
✅ ②組み合わせ評価方式
各要素の組み合わせ(吉格・凶格)で判断する方式。
✅ ③易卦判断方式
六十四卦を基に吉凶を決定する方式。
流派によって吉方位の判定が異なるため、占い師やサイトによって結果が違うのは当然なのです。
本物の方位術を見極めるポイント
方位術を選ぶ際に、次のポイントをチェックすると、信頼できる占術に出会える可能性が高くなります。
✅ 実例の検証ができるか?
→ 実際の引っ越しや旅行のデータと照らし合わせ、結果が一致しているかを確認する。
✅ 伝統的な流派にこだわりすぎない
→ 由緒正しい流派でも、必ずしも真伝を持っているとは限らない。
✅ 方位鑑定士の実力を見極める
→ 「この方位が吉」と言うだけでなく、具体的な事例をもとに説明できる占術者を選ぶ。
【まとめ】本当の吉方位を見極めるには?
✅ 吉方位は、流派や占術によって異なるため、一つの情報を鵜呑みにしないことが重要。
✅ 奇門遁甲は歴史的に秘伝とされ、多くの偽術が広まったため、真伝を見極める必要がある。
✅ 最も信頼できるのは、豊富な事例をもとに実際の吉凶を正しく判断できる方位術。
現代には、さまざまな吉方位占術が存在しますが、「本当に効果のある吉方位」を見極めることが大切です。
「吉方位だと思っていたのに、実は凶方位だった…」ということにならないよう、信頼できる占術を選び、正しく活用しましょう!

ばんけい
本記事は、事例の基づく盤珪流奇門遁甲による見解になります。