方位術「奇門遁甲」を使って過去の事件や事故を検証するシリーズです。奇門遁甲には多くの流派がありますが、検証に用いるのは「40年の実践研究と実例検証に基づき独自に体系化した易系奇門遁甲(盤珪流奇門遁甲)です。今回は、実例としては適切ではありませんが「セウォル号沈没事故」の悲劇を忘れないために同事故を取り上げます。
検証する象意
2014年4月15日午後9時ごろ、セウォル号は仁川港から済州島に向けて出港、翌日午前9時前、南の観梅島沖で転覆
2014年4月15日亥刻(午後9時~11時)出発、南(仁川港から転覆現場の方位)で判断。
検証に用いる盤珪流奇門遁甲について
盤珪流奇門遁甲は、数多くの流派のやり方を参考に、40年の実践研究と実例検証に基づき、独自に体系化した易系奇門遁甲です。
盤珪流奇門遁甲の最大の特徴は、易の六十四卦を無筮立卦(むぜいりっか)で3通り出して、それらを総合的に判断することです。
六十四卦は「天」「地」「人」の3通りを出します。
「天」の六十四卦は、事故や事件などの凶や自然を判断するのに適しています。
「地」の六十四卦は、人と地域・環境との関係を判断するのに適しています。
「人」の六十四卦は、恋愛、協力など人と人との関係を判断するのに適しています。
占事によって重視するウェイトが変わります。
例えば、転居は「天地人」を総合的に判断しますが、着工は「天地」を、個人は「地人」を重視します。事件・事故を検証する場合は「天」を重視します。
検証結果
なお、2023年3月28日の保津川下りの転覆事故も同じ卦でした。
2023年4月よりTwitter(https://twitter.com/@noguchibankei)を始めましたが、そこで週末のおススメの吉方位(宿泊旅行)を配信しています。
基本的に「天地人」すべてが△以上の吉方位を紹介しているので吉方位効果を実感しやすいと思いますので参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
盤珪(ばんけい) プロフィール