結婚相手の見つけ方について、①相性の良い相手を選ぶ、②凶の相手を避ける、③吉の相手を引き寄せるという3つ方位術活用法を解説します。
「初めて知り合ったとき」が相手との関係をほぼ決めます。運の良い吉の相手と知り合うには吉方位に転居する必要がありますが、凶の相手を避け、相性の良い相手を選ぶのは誰でも簡単にできます。
相性の良い相手を選ぶ
凶の相手を避ける
運の悪い時期に初めて知り合った相手を避ける理由
易経に『同声相応じ同気相求む』とあります。趣旨は同じもの同士が引き寄せあうということです。凶は凶、吉は吉を引き寄せます。これは占術の基本原理です。
運の悪い時期は自分が凶の状態なので、凶の人を引き寄せやすくなるからです。
また「初めて知り合ったとき」は、「人とのつながりの出発点」で、人の命運を判断する「生年月日時」に該当します。「初めて」を最重視するのは占術の基本原理です。
吉の相手を引き寄せる
吉方位旅行 | 吉方位転居 | |
---|---|---|
吉を引き寄せる作用力 | 弱い | 強い |
期待される効果 | 知り合いの中から 吉の相手を引き寄せる | 新たに 吉の強いの相手を引き寄せる |
効果が現れる時期の目安 | 15日以内 | 原則 3年経過以降 |
方位鑑定を勧める理由
奇門遁甲などの方位術は、古来、兵法に利用されてきたため、流派が多く、また吉凶判断方法などコアな部分は奥秘です。
このため、占術書など一般に入手できる情報で吉凶判断をするのは危険です。
信頼できる方位鑑定士に依頼するのが最も安心です。
九星気学 | 奇門遁甲 | 金函玉鏡 | |
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成立場所・時期 | 日本、大正時代 | 中国、紀元前 | 中国、紀元前 |
使用する盤 | 年盤、月盤、日盤、時盤 | 年盤、月盤、日盤、時盤 | 日盤 |
構成要素 | 九宮 | 九宮、干、八門、八神、 九天星 | 八門、九星、十二神 |
吉凶判断方法 | 生れ年の九宮を本命星とし、本命星と相性のよい方位を吉方位とする。 相性は、五行(木、火、土、金、水)の相生相剋という原理に基づき判断。 | ①各構成要素を採点し合計点で吉方位を決める方式 ②構成要素の組合せで吉凶を判断する方式 ③六十四卦を出しその易卦で吉凶を判断する方式 などがある。 | 各構成要素の吉凶を出し総合的に吉凶を判断、八門を最重視する。 |
補足 | 日本では最もポピュラー | 方位術の最高峰と言われるが、流派が非常に多い | 日本ではマイナー |
個人的意見を言えば、奇門遁甲をお勧めします。
なぜなら、奇門遁甲は、中国や日本において国家が法律で禁止したことがあり、国家がその効力に脅威を感じていたのは間違いないからです。
方位術の真偽を事前チェックするのを勧める理由
方位術は、数多くの流派があり、吉凶判断は秘伝部分です。
各流派によって導き出される吉方位がすべて一致するのであれば、問題はないのですが、実際には一致しません。しかし真の方位の吉凶の答えはただ一つです。
誤った吉方位(鑑定では吉方位だが実際には凶方位)に移動するという最悪の事態を招かないため、方位鑑定士の方位術の真偽を事前にチェックをすることは極めて重要です。
ま と め
- 主運を示す命宮で、相性に良い相手を選び、相性の悪い相手を避けます。
- 「初めて知り合った時期」が、
「自分の運の悪い時期に当たる場合」、または「相手自宅の方位が凶方位の場合」、
相手は凶ですので避けることが重要です。 - 吉の相手を引き寄せる方法は、吉方位転居と吉方位旅行になります。
吉方位旅行は一時的に吉化されるのに伴って、周囲にいる吉の人を引き寄せる効果が期待できます。
吉方位転居は、自分の「吉レベル」が引き上げられるのに伴って、そのレベルに見合う吉の強いの相手を新たに引き寄せる効果が期待できます。 - 吉方位転居と吉方位旅行は、方位鑑定士に依頼することを勧めます。
その際、過去の事例を問い合わせるなどして方位鑑定士の力量を事前にチェックし、信頼できると判断した方位鑑定士のアドバイスで吉方位への移動を実行するようにしてください。