方位鑑定士の力量を見極めるポイント

方位占い

易経に「吉凶は動に生ずるものなり」とある通り、旅行、転居、新築など動けば、吉凶の作用を受けます。
特に転居や新築は作用が強く、かつ長期にわたるので、吉方位をとって開運したいところですが、単に方位鑑定士に依頼すれば、吉方位に動けるというものではありません。

なぜなら、軍事利用された方位占術は古来より極秘にされたので、真伝秘伝を知る方位鑑定士は少なく、方位鑑定の力量に差があるからです。

そこで、方位鑑定士の力量を見極めるポイントを以下解説します。

方位鑑定士の力量を見極めるのが難しい理由

方位鑑定士の力量を見極めるのは簡単ではありません。その理由を説明します。

  • 方位占術は、移動時期と効果出現時期に相応のタイムラグがあるので、方位鑑定士、顧客双方とも、方位占術の真偽を正しく評価しづらいです。
  • 流派が多く、そのうえ次に掲げる基準が一定ではなく、単純に方位鑑定士を比較するのは難しく、方位鑑定士を正しく評価できない傾向にあります。
    ①起点は自宅か出発地か、②方位基準は磁北か真北か、③方位区分は全45°か30°60°か、④年、月、日、時のどの盤を使って判断するのか、⑤出発スイッチの入れ方、⑥滞在時間や居つき方、⑦距離の条件、⑧作用期間、⑨方位効果出現時期など

方位鑑定士の力量を見極めるポイント

(1)バックボーンなどのチェック

方位鑑定士のバックボーンなどをヒアリングして信用できるかどうかチェックしてください。
1)どの占術、どの流派、師匠
2)吉凶判断方法
3)鑑定件数、成功例
4)方位鑑定士の実践データ量
5)鑑定を含む事例データ量
6)方位占術のマスター方法(独立系の方位鑑定士の場合)

なお、私は4)、5)を最重視します。
方位占術は理論よりデータの裏付けがより重要と考えます。

(2)実例データによるチェック

旅行や転居をしたときの経験で、良かったとき、悪かったときの「出発年月日時と方位」の実例データを記録し、方位鑑定士にその「出発年月日時と方位」を伝え、実際の結果と鑑定がある程度一致しているかチェックしてください。
これは最も重要なポイントです。

自分の実例データがなければ、過去の大きな事件事故のデータで代用してください。

盤珪
盤珪

最後までお読みいただきありがとうございました。
盤珪(ばんけい)プロフィール

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