【不動心】 災難に遭ったときに読む名言

不動心

不動心は、凶を引き寄せません
逆に悩んだり、イライラしたりして不動心の状態を保てなくなると、凶を引き寄せてしまいます。災難に遭ったときは、先人の名言を読んで、少しでも早く不動心を取り戻すようにしましょう。

災難に遭ったときに読む名言

  • 『災難に遭う時節には災難に遭うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候、是はこれ災難をのがるる妙法にて候』(良寛(地震被災者への見舞いの手紙の一文))

    『(良寛が)郷本の海浜で塩焚き小屋を借りて住んでいたとき、小屋が火事になったのを良寛の仕業と疑われ、村民に生き埋めされかかっても、何一つ弁解しないで、ただ黙って暴行に堪えていた』(「風の良寛」中野孝次)
  • 『人よりいかような難題(この場合、濡れ衣)を受けても、手前さえ、たしかにござれば、自然に事が知れてきて済むものなれば、強いてこちらから言い訳するに及ばぬものじゃ』(「盤珪禅師語録」)
  • 『ひどい仕打ちを受けたり、困難窮乏の苦労をすることは、すぐれた人物を鍛え上げるための天から与えられた、一揃いの金属精錬の設備のようなものである。その試練を受けることができると、身と心の両方とも利益を受けることができるし、受けなければ、身と心の両方とも損害をこうむりだめになってしまう。』(「菜根譚」128訳文、講談社学術文庫)

災難に遭ったら、災難をそのまま受け入れて、言い訳などは一切せず、身と心を鍛える糧として消化したいものです。

盤珪
盤珪

最後までお読みいただきありがとうございました。
盤珪(ばんけい) プロフィール

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