2025年3月16日 最終更新日:2026年1月7日
方位術を深く学ぼうとすると、必ず一つの壁にぶつかります。それは、「人(生年月日)を基準にするか、方位を基準にするか」という選択です。
「自分にとっての吉方位」を探す九星気学などの手法は、一見親切に思えるかもしれません。
しかし、方位という物理的なエネルギーを解析する学問において、本当に「人によって吉凶が変わる」という主観的な判断が正しいのでしょうか。
本記事では、盤珪流奇門遁甲が採用している「易卦」による判断がいかに論理的であり、なぜ個人差を排除することが「真の吉凶」を見抜く鍵となるのかを、評価対象の観点から解説します。
方位術における「評価対象」の混同
多くの方位術が「当たる・当たらない」の議論で終わってしまう理由は、「何を測っているのか(評価対象)」が曖昧だからです。
例えば、温度計を想像してみてください。
「この部屋は25度です」というのが客観的な事実です。
これに対し、「Aさんには暑く、Bさんには寒い」というのは個人の感想です。
九星気学を含む多くの方位術は、後者の「個人の感想(相性)」を吉凶の基準にしています。
しかし、盤珪流奇門遁甲が求めるのは、前者の「25度である」という方位そのものが持つ絶対的な性質です。
三つの判断ロジックを「鼎取る(かなえどる)」
どの方位術が最も純粋にエネルギーを測定できているか。
その構造を「評価対象」と「結果」の数から紐解いてみましょう。
五行判断(九星気学など)
- 評価対象:複数(方位 + 個人の生年月日)
- 結果の数:単数(吉か凶か)
- 構造的欠陥: 評価対象に「個人の属性」が含まれるため、方位自体の力が弱くても、相性が良ければ「吉」と判定されてしまいます。
これは、猛吹雪(凶方位)の中で厚着をしているから「吉」と言っているようなもので、方位の真実を見失うリスクがあります。
構成要素の組み合わせ(一般的な奇門遁甲)
- 評価対象:単数(方位のみ)
- 結果の数:多数(八門、十干、九星などの混在)
- 構造的欠陥: 方位そのものを評価する姿勢は正しいものの、「門は良いが星は悪い」といった具合に、結果が分散します。
多数の要素をどう統合して一つの結論(吉か凶か)を出すか、そのプロセスに術師の主観が入り込む余地が生まれます。
易卦判断(盤珪流奇門遁甲)
- 評価対象:単数(方位のみ)
- 結果の数:単数(一つの卦)
- 構造的優位性: 盤珪流では、方位のエネルギーを宇宙の基本法則である「六十四卦」に集約します。
評価対象も方位のみ、導き出される結果も一つの卦。
この「一対一」のシンプルな構造こそが、術師の主観や個人の属性に左右されない、最も純粋で精密な判断を可能にするのです。
なぜ「個人差」を考慮しないことが、あなたを守るのか
「自分だけの吉方位を知りたい」という心理は自然なものです。
しかし、盤珪流が個人差を考慮しないのには、明確な理由があります。
「方位の災厄は、人の属性を選ばない」からです。
強力な凶方位の作用は、たとえその人と「相性が良い」とされる星回りであっても、容赦なく襲いかかります。事故や災害は、生年月日を見て避けてはくれません。
盤珪流が易卦を用いて「方位そのものの吉凶」を厳格に鑑定するのは、「誰が行っても危ない場所」からあなたを確実に遠ざけ、逆に「誰が行っても恩恵を受けられる真のパワースポット」を提示するためなのです。

ばんけい
「本命星では吉方位だから大丈夫」という過信が、取り返しのつかない悲劇を招くことがあります。個人の相性では説明できない、方位そのものが持つ抗えない凶作用……。
日本航空350便の墜落事故が示した、方位術の戦慄すべき真実をこちらで検証しています。
👉 九星気学では防げない悲劇がある――日本航空350便墜落事故から見る「方位術」の真実
結論:論理的整合性が生む「圧倒的な検証力」
評価対象を「方位そのもの」に絞り込み、それを「易卦」という一つの結論に導く。
この盤珪流のロジックは、非常に高い再現性と検証能力を持っています。
盤珪流が600件を超える公的な事故・事件の実例を、後付けの理由なしに100%説明できるのは、この「単一の評価対象(方位)から、単一の答え(卦)を導く」という一貫した理論体系があるからです。
もしあなたが、流派ごとの結果の違いに翻弄されているなら、一度「自分との相性」という主観を捨て、「方位という空間の真実」に目を向けてみてください。
そこにこそ、運命を変える真の開運の鍵が隠されています。
「なぜサイトによって吉凶が違うのか」という背景にある歴史的な理由や、具体的な鑑定事例については、以下の記事も併せてご覧ください。


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