方位術「奇門遁甲」を使って過去の事件や事故を検証するシリーズです。奇門遁甲には多くの流派がありますが、検証に用いるのは「40年の実践研究と実例検証に基づき独自に体系化した易系奇門遁甲(盤珪流奇門遁甲)」です。今回は2001年9月に崩壊したワールドトレードセンター(World Trade Center)を取り上げます。
検証対象として適切ではないですが、建物の吉凶は、間取りなど風水の「静の作用」でなく、着工の「動の作用」が強く影響することを知ってもらうため、今回、敢えて取り上げています。
検証する事象
World Trade Center(WTC)はかつてニューヨーク市マンハッタン区に位置していたオフィスビルの集合体で、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件(9.11テロ事件)の標的の一つとなり、最終的にツインタワーが崩壊し、それに巻き込まれる形で残る5つのビルも半壊または全壊しました。
World Trade Center(WTC)の基礎工事の開始は1966年8月5日です。
建物は人の生年月日にあたる着工(基礎工事の開始)で吉凶を判断します。
1966年8月着工で判断します。
検証に用いる盤珪流奇門遁甲について
盤珪流奇門遁甲は、数多くの流派のやり方を参考に、40年の実践研究と実例検証に基づき、独自に体系化した易系奇門遁甲です。
盤珪流奇門遁甲の最大の特徴は、易の六十四卦を無筮立卦(むぜいりっか)で3通り出して、それらを総合的に判断することです。
六十四卦は「天」「地」「人」の3通りを出します。
「天」の六十四卦は、事故や事件などの凶や自然を判断するのに適しています。
「地」の六十四卦は、人と地域・環境との関係を判断するのに適しています。
「人」の六十四卦は、恋愛、協力など人と人との関係を判断するのに適しています。
占事によって重視するウェイトが変わります。
例えば、転居は「天地人」を総合的に判断しますが、着工は「天地」を、個人は「地人」を重視します。事件・事故を検証する場合は「天」を重視します。
検証結果
なお、WTC1号棟は1968年8月、絶対に避けなければならない「五黄土星の月」に建物着工されています。
2023年4月よりTwitter(https://twitter.com/@noguchibankei)を始めましたが、そこで週末のおススメの吉方位(宿泊旅行)を配信しています。
基本的に「天地人」すべてが△以上の吉方位を紹介しているので吉方位効果を実感しやすいと思いますので参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
盤珪(ばんけい) プロフィール