公開日:2022年7月2日 最終更新日:2026年1月7日
転居や旅行による「方位の効果」。
それは単なるおまじないではなく、宇宙のエネルギー循環と私たちの移動が引き起こす「共鳴現象」です。
この記事では、盤珪流奇門遁甲の600件を超える実例検証に基づき、方位盤の構造である「定位」と「廻座」、そして方位術を「当たる・当たらない」のレベルから「論理的な学問」へと引き上げる「必要十分条件」の考え方について深く解説します。
方位効果の二大要素:定位効果と廻座効果
方位盤を読み解く際、最も基礎でありながら重要なのが「定位」と「廻座」の区別です。
定位効果:方位が持つ「固定資産」
定位とは、各方位に元々備わっている「定位置」の性質です。
これには「先天定位」と「後天定位」があり、その方位が本来持っている不変のポテンシャルを指します。
- 例: 南であれば、権威(先天定位:六白金星)、知性や名誉(後天定位:九紫火星)といった性質がベースにあります。
| 南 | 東南 | 東 | 北東 | 南西 | 西 | 北西 | 北 | |
| 先天 定位 | 六白 | 七赤 | 九紫 | 三碧 | 四緑 | 一白 | 八白 | 二黒 |
| 後天 定位 | 九紫 | 四緑 | 三碧 | 八白 | 二黒 | 七赤 | 六白 | 一白 |
<九星の基本的な象意(意味合い)>
| 一白 | 二黒 | 三碧 | 四緑 | 五黄 | 六白 | 七赤 | 八白 | 九紫 |
| 産みの苦しみ、困難、悩み、始まり | 労働、柔順、忍耐、努力 | 発展、現れる、喧噪、驚き、活気 | 交流、取引、恋愛・結婚、 調和 | 腐敗、破壊 | 活発、堅実、権威、政治 | 結婚、娯楽、飲食、出費、悦び、金運 | 変化、停止、貯蓄、改革、相続 | 離合、明(学業・資格、美容)、名誉、知性、 |
廻座効果:現実に作用する「主役」
廻座とは、特定の時間にその方位へ巡ってくるエネルギーです。盤珪流の600件を超える実例検証では、方位効果の主役は間違いなくこの「廻座」であると結論づけています。
ここで重要なのは、「大家(定位)」と「住人(廻座)」をすり替えないという視点です。
- 定位九星 = 家の大家(所有者)
- 廻座九星 = 賃借人(実際に今そこに住んでいる人)
不動産を借りる際、あなたに直接的な影響を与える(イニシアチブを握っている)のは、遠くにいる大家ではなく、今まさにその部屋を占有している「住人」です。
九星気学などの他流派では、廻座(住人)の都合が悪いときに、都合よく定位(大家)を持ち出して吉凶を説明することがありますが、これは論理のすり替えに過ぎません。
「実際に今、そこに存在するエネルギー(住人)」こそが、事件や幸運を引き起こす直接の引き金となるのです。
「移動波長」と「流年波長」が共鳴する瞬間
なぜ移動した瞬間に効果が出ず、数年後に現れることがあるのでしょうか。
それは、移動時の干支九星の波長(「移動波長」)が、刻々と変わる時間の干支九星の波長(周期性流年波長)と一致した時に「発火」するからです。
- 共鳴の原理: 移動時の干支や九星と同じ要素が、数年後の年盤や月盤で巡ってきた時、エネルギーが共振し、現実の事象として現れます。
※この「波動と共振」の詳しいメカニズムについては、以下の記事で詳しく解説しています。
👉 【方位の真実】引越し・旅行が運勢を劇的に変える「波長と共振」のメカニズム
方位術を「学問」にするための重要視点:必要十分条件
盤珪流が他の流派と一線を画すのは、吉凶の判断に「論理的な因果関係」を求める点です。
「吉方位へ行ったら良いことがあった」 これは単なる「相関関係」であり、偶然かもしれません。盤珪流では、これを「必要条件」に過ぎないと考えます。
真に方位術が有効であると証明するためには、「その方位へ行かなければ、その結果(事故や成功)は起き得なかった」という「必要十分条件」を満たす必要があります。
これは方位の影響が現れる時期の目安(「応期」)で確認します。

ばんけい
盤珪流が600件以上の公開事故実例を検証し続けるのは、「たまたま運が悪かった」で済ませず、方位と事象の間に「逃げ場のない因果関係」があることを証明するためです。
吉凶が発現する時期の法則
方位の波長が共振共鳴していつ具体化するか。
盤珪流では暦のサイクルに基づき、以下の節目を重視しています。
- 3年・6年・9年の法則:
「十二支」と「九星」の組み合わせが再来する周期。 - 7年半(90ヶ月)の法則:
「十干」と「九星」が共鳴する周期。
これらの時期は、過去の波長で得た種が、運気のサイクルによって「芽吹く」タイミングです。
※具体的な発現時期の詳細な計算や事例については、こちらの記事をご覧ください。
👉 【盤珪流奇門遁甲が解明】引越しの吉方位効果はいつ現れる?運気変化の法則と実例
まとめ:方位の構造を理解し、主体的に運を動かす
方位の効果は、方位盤の構造(定位・廻座)を理解し、波長の共鳴(流年)を読み解き、そして論理的な因果関係(必要十分条件)を検証することで、初めて「確信」へと変わります。
単なる占いとしての方位ではなく、人生をより良くするための「戦略的なツール」として、盤珪流奇門遁甲を活用してください。


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