占術には、時間を基に占うものと、時間を考慮しないものがあります。
その中でも、時間を基にする占術はさらに「方位術」と「命術」に分けられます。
✅方位術:移動時の方位を基に運を判断
(例:奇門遁甲・九星気学の方位)
✅命術:生まれた瞬間の時間を基に運命を判断
(例:四柱推命・西洋占星術)
しかし、これらの占術には、「方位術は知ることが難しく」「命術は判断が難しい」という特徴があります。
本記事では、その理由を詳しく解説します。
方位術は「知り難い」理由
奇門遁甲は軍事機密として扱われてきた
方位占術の最高峰とされる「奇門遁甲」は、元々戦略立案のための占術でした。
✅ 中国では皇帝や軍師しか使用を許されなかった
✅ 一般の人が学ぶことは禁じられていた
そのため、現代においても本物の奇門遁甲を知る人はごくわずかと言われています。
本物を知るには実践研究が不可欠
✅ 誰が真伝をもっているのか分からないため、実際に使いながら研究し、自ら悟る(自得)しかない。
✅ 正しい知識にたどり着くには長年の時間が必要
✅ しかし、必ずしも正解にたどり着けるとは限らない
つまり、方位術は単に学ぶだけでは習得できず、長年の実践と研究が必要な難解な占術なのです。
命術は「判断し難い」理由
判断すべき要素が多すぎる
方位術では、年盤・月盤・日盤・時盤の4種類の方位盤から適切なものを選び、その中の特定の方位だけを判断すればよいですが、命術(四柱推命など)では考慮すべき要素が圧倒的に多くなります。
✅ 各盤ごとに8方位が存在し、それぞれの影響を判断する必要がある
✅ さらに、刻々と変化する年月日時の影響も加味する必要がある
➡ これらを総合的に分析しなければならず、判断は非常に複雑になります。
データの蓄積が必要
命術では、その場で相談者に「当たっているかどうか」確認できるため、経験を積むことで的中率を上げることが可能です。
✅ 長年の経験を積めば、的確な判断ができるようになる
✅ ただし、正確な鑑定ができるようになるまでには時間がかかる
➡ 判断の難しさを克服するには、経験と実践を重ねることが不可欠です。

ばんけい
この記事の見解は、盤珪流奇門遁甲による実践例に基づくものです。