方位占術の真偽を判断する方法

方位占い

奇門遁甲を代表とする方位占術は、兵法として活用されてきたという歴史的背景があるので、流派が多く、どの流派が真でどの流派が偽であるか判別するのが難しいのが現状です。ここでは、方位占術の真偽を判断する方法を解説します。吉方位転居や吉方位旅行を方位鑑定士に鑑定を依頼するときの参考にしてください。

実例チェック

あるとき、ある方位に転居または旅行するとき、それが吉方位かどうか」の答えはひとつです。
これを前提にして
旅行や転居で実際に経験した実例(日時、方位、距離、動き方およびその結果)または世間で起きた事件事故の実例に関して吉凶を的確に判定できるか実例チェックしてください。

「他の方位占術」を併用するか否か

方位鑑定士が鑑定をするときに他の方位占術を併用するか否かチェックしてください。併用する場合、主となる方位占術自体は、「自己完結できない、欠陥がある、精度が低い」ということになり、偽術の可能性が高いと考えられます。

例えば、奇門遁甲で吉方位鑑定する際に、九星気学の「本命殺、本命的殺、歳破」を凶方位として避けたりすれば、他術併用に該当することになります。
この点については、他術併用の方が精度が高くなると反論される方も多いでしょう。
それも一理ありますが、私は自己完結できない占術に問題があると考えます。

「方位占術以外の占術」を併用するか否か

吉方位かどうか判断する際に、家相や風水など「方位占術以外の占術」を併用するかチェックしてください。併用する場合は、その方位占術自体、「自己完結できない、欠陥がある、精度が低い」ということになり、偽術の可能性が高いと考えられます。

例えば、吉方位転居したはずなのに凶作用がでた場合、『それは土地の北西部分に欠けがありその影響で夫に凶作用がでた』などと他占術で原因を説明する場合が該当します。

盤珪
盤珪

最後までお読みいただきありがとうございました。
盤珪(ばんけい)プロフィール

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