吉方位 出会いガイド|出会ったときが相手との関係の運命を決める!【奇門遁甲・九星気学】

吉方位ガイド

出会った相手との関係の運命は、出会ったときで決まります。出会ったときは、二人の関係にとって、人の運命を決める生年月日時にあたります。結婚予定の相手、取引予定の相手、投資予定の相手など長期に関係を続く相手や大きな金額が絡む相手については、自分にとって吉か凶かを知ることは極まて有益です。ここでは、自分で実践できる避凶法と方位鑑定による招吉法を解説します。

自分で実践できる凶の相手を避ける避凶法

相性の悪い相手を避ける

相性を判断する方法を解説します。

相性の悪い相手を避ける方法

相性は主運を示す命宮めいきゅうで判断します。
自分と相性が良い命宮の相手を選びまた自分と相性の悪い命宮の相手を避けることです。

命宮の相性は、先天的な関係であり後天的に相性を良くすることは難しいので、重要です。

以下、相性の悪い相手を調べる方法についての占術解説になります。

【占術解説】命宮とは

命宮めいきゅうとは、「生月の九宮くぐう盤で生年の九宮が入る宮」で、主運を示します。

みやとは、方位の別名です。
南が離宮りきゅう、南東が巽宮そんきゅう、東が震宮しんきゅう、北東が艮宮ごんきゅう、南西が坤宮こんきゅう、西が兌宮だきゅう、北西が乾宮けんきゅう、北が坎宮かんきゅう、中央が中宮ちゅうぐうと呼びます。

巽宮
南東
離宮
坤宮
南西
震宮
中宮
中央
兌宮
西
艮宮
北東
坎宮
乾宮
北西
【占術解説】九宮とは

九宮くぐう九星気学きゅうせいきがく九星きゅうせい)とは、一白水星いっぱくすいせい二黒土星じこくどせい三碧木星さんぺきもくせい四緑木星しろくもくせい五黄土星ごおうどせい六白金星ろっぱくきんせい七赤金星しちせききんせい八白土星はっぱくどせい九紫火星きゅうしかせいのことです。

九宮盤くぐうばんとは各九宮ほ配置図で右図の通りです。

定位じょういとは、各九宮の定位置五黄土星の九宮盤になります。一白水星二黒土星南西三碧木星四緑木星南東五黄土星中央六白金星北西七赤金星西八白土星北東九紫火星定位になります。

【具体例】命宮の出し方

2022年5月生まれの人の命宮を具体的に出します。

  1. 年月の干支九宮を調べる
    こよみ(サイト「こよみのページ」)を調べると、
    2022年の干支九宮は「壬寅五黄土星」です。

     ※年の区分は「立春」から「翌年の立春」まで
    2022年5月の干支九宮は「乙巳八白土星」です。
     ※月の区分は「月初に来る二十四節季」から「翌月初に来る二十四節季」まで
  2. 生月の九宮盤を調べる
    生月の2022年5月の九宮は「八白土星」です。
    八白土星の九宮盤(数字8が中央に配置されている盤)を九宮盤の中から選択します。
  3. 生年の九宮が生月の九宮盤のどの宮にあるか調べる
    生年の九宮は「五黄土星」です。
    生月の八白土星の九宮盤で、生年の九宮の五黄土星(数字5)がどこにあるか調べます。
    南西に五黄がはいっています。

    南西は坤宮ですので、命宮は坤宮になります。
  4. 別表「命宮特徴表」で命宮の特徴が合っているかチェックする
    導き出した命宮が「命宮特徴表」の特徴に合致しているかチェックしてください。
    横や反対の命宮にそれている人が稀にいます。

【占術解説】命宮特徴表
命 宮主な特徴
離 宮親縁・夫縁が薄い傾向、働き者、作家や弁護士など文章に関わる仕事に向く
巽 宮動植物好き、子縁が薄い傾向、医者・獣医や商売に向く
震 宮じっとしていられない、スポーツ・自動車好き、歌手など声を出すのに向く
艮 宮宗教や占いに関心をもつ傾向、欲深い、建築や工業など物作りに向く
坤 宮おだやか、職業が安定しない傾向、倹約傾向が強い
兌 宮整理整頓できる、短気な面がある、食べ物にこだわる傾向
乾 宮長に向く、自説を通す傾向、女性は結婚が遅いまたは未婚の傾向がある、政治家が多い
坎 宮頑固な性格、妻縁が薄い傾向、芸能指向、音楽特に楽器を使う職業に向く
中 宮身宮(生日盤で生年九宮が入る宮)を命宮と代替
【占術解説】命宮相性表
離宮巽宮震宮艮宮坤宮兌宮乾宮坎宮中宮
離宮××
巽宮××
震宮×××
艮宮×
坤宮×
兌宮××
乾宮×××
坎宮××
中宮×
◎非常に良い、〇良い、無印 普通、×悪い、●非常に悪い
【具体例】命宮による相性の見方

命宮が坤宮の人の場合、中宮、離宮、巽宮、坎宮の人が相性が良く、艮宮の人とは相性が悪いです。友人を選ぶ場合、艮宮の人は避けた方がよいです。

凶の相手を避ける

凶の相手とは、「運の悪い時期に出会った相手」、「出会ったときが凶方位の相手」になります。

運の悪い時期に出会った相手

悪い時期に出会った相手を避ける方法

初めて相手と知り合った時期が、および九宮盤で、自分の命宮五黄殺または暗剣殺が入る時期に当たる場合、自分の運が悪い時期なので、その相手を選ぶのを避けるのがポイントです。

【占術解説】五黄殺、暗剣殺とは

五黄殺ごおうさつとは、九宮盤で五黄土星を表す数字の5が入る方位で、自ら凶を招きやすい凶方位です。

暗剣殺あんけんさつとは、五黄殺の反対方位他人から凶を受けやすい凶方位です。

例えば、一白水星の九宮盤では、南に五黄土星(数字5)が入っているので、南が五黄殺の方位になり、南の反対方位である北が暗剣殺の方位になります。

【具体例】命宮の五黄殺・暗剣殺の出し方

2022年5月生まれの命宮「坤宮」の人は、2023年2月に命宮が五黄殺または暗剣殺になるか調べてみます。

年の2023年は「四緑木星」の年になります。四緑木星の九宮盤をみると、北西に五黄土星が入っているので、北西の乾宮が五黄殺、反対の南東の巽宮が暗剣殺になります。
2023年2月は「八白土星」の月になります。八白土星の九宮盤をみると、南西に五黄土星が入っているので、南西の坤宮は五黄殺、反対の北東の艮宮は暗剣殺になります。
以上より、坤宮の人は、2023年2月 命宮が五黄殺になることが分かりました。 

出会ったときが凶方位の相手

凶方位の相手を避ける方法

初めて相手と知り合った時期および九宮盤において、自宅から見た相手自宅の方位五黄殺または暗剣殺が入る場合、凶方位の相手なので、その相手を避けることがポイントです。

【具体例】方位の五黄殺・暗剣殺の出し方

2023年4月節
2023年の年の九宮は「四緑木星」です。四緑木星の九宮盤を見ると、北西に五黄土星(数字の5)が入るので、北西が五黄殺、反対に南東が暗剣殺になりますので、北西と南東の相手を避けます。
2023年4月節の月の九宮は「六白金星」です。六白金星の九宮盤を見ると、南東に五黄土星(数字の5)が入るので、南東が五黄殺、反対に北西が暗剣殺になりますので、北西と南東の相手を避けます。
避ける相手は、年、月ともに「南東」と「北西」になります。

方位鑑定による「吉の相手」を選ぶ招吉法

一般の方位鑑定

招吉法

相手が吉か凶の人か方位鑑定で判断してもらい、吉の相手と関係をもつことです。

方位術の選択

方位鑑定士を決める前に、どの方位術で鑑定してもらうか決める必要があります。
方位術には多くの種類はありますが、代表的な占術は、九星気学きゅうせいきがく奇門遁甲きもんとんこう金函玉鏡きんかんぎょくきょうになります。
3占術の比較表をご覧ください。これを参考にして、どの方位術で鑑定を受けるか決めてください。

     九星気学    奇門遁甲    金函玉鏡
成立場所・時期  日本、大正時代   中国、紀元前   中国、紀元前
使用する盤年盤、月盤、日盤、時盤年盤、月盤、日盤、時盤     日盤
構成要素     九宮九宮、十干、八門、
八神、九星
 八門、九星、十二神
吉凶判断方法生れ年の九宮を本命星とし、本命星と相性のよい方位を吉方位とする。

相性は、五行(木、火、土、金、水)の相生相剋という原理に基づき判断。
①各構成要素を採点し合計点で吉方位を決める方式
②構成要素の組合せで吉凶を判断する方式
③六十四卦を出しその易卦で吉凶を判断する方式
などがある。
各構成要素の吉凶を出し総合的に吉凶を判断、八門を最重視する。
補足日本では最もポピュラー方位術の最高峰と言われるが、流派が非常に多い日本ではマイナー
※九星気学の九星については、「九宮」と表示しています。
アドバイス

方位術の奥秘は知ることはできないので、どの方位術が最良か断言することはできませんが、強いて言えば、奇門遁甲を勧めます。
なぜなら、奇門遁甲は、中国や日本において国家が法律で禁止したことがあり、国家がその効力に脅威を感じていたのは間違いないからです。

方位鑑定士の選び方

アドバイス

方位鑑定士の術力を事前にチェックし、信頼できると判断した方位鑑定士に依頼することをお勧めします。

具体的には、次の手順で方位鑑定士を選ぶとよいでしょう。

  1. 選択した方位術を専門に用いる方位鑑定士をインターネット等で調べ、候補をピックアップする。
  2. 方位鑑定士の術力を以下のように事前チェックするとよいです。

     過去の実例(旅行や転居で吉凶がはっかり現れたデータ)の吉凶判断を問い合わせる
     吉方位旅行の鑑定を受けて実際に旅行して効果を検証する

  3. 術力があると判断した方位鑑定士に吉方位転居の鑑定を依頼する。

盤珪流奇門遁甲の方位鑑定

盤珪流ばんけいりゅう奇門遁甲は、数多くの流派のやり方を参考に、40年の実践研究と実例検証に基づき、独自に体系化した易系奇門遁甲です。

盤珪流奇門遁甲の主な特徴は、運の悪い時期を避ける六十四卦で吉凶を判断するという点にあります。

六十四卦は「」「」「」の3通りを出します。
」の六十四卦は、事故や事件などの凶や自然を判断するのに適しています。
」の六十四卦は、人と地域・環境との関係を判断するのに適しています。
」の六十四卦は、恋愛、協力など人と人との関係を判断するのに適しています。

占事によって重視するウェイトが変わります。
例えば、転居は「天地人」を総合的に判断しますが、着工は「天地」を、個人は「地人」を重視します。事件・事故を検証する場合は「」を重視します。

以下、実例の紹介です。

個人

個人は通常「地」「人」を重視して判断します。事件・事故の場合は「天」の影響が強く出ます。

事件名初見聞年月方位解説
紀州のドン・ファン死亡事件
被害者
2017年11月北東×容疑者との初見聞
2018年5月急性中毒死
金銭詐欺被害者(法人)2012年3月南西××海外女性との初見聞
2017年にかけて金銭詐欺、未回収
盤珪
盤珪

最後までお読みいただきありがとうございました。
盤珪(ばんけい) プロフィール

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