方位術の吉凶判断方法は多くありますが、盤珪流奇門遁甲では立卦によって吉凶を判断します。なぜ立卦法を採用するのかを解説します。
方位術の判断方法
方位術には様々な吉凶判断方法があります。代表的な方法を紹介します。
- 九星気学における五行説の相生・相剋に基づく判断法
- 奇門遁甲の地盤と天盤の関係性重視の判断法
- 奇門遁甲の八門重視の判断法
- 金函玉鏡の八門重視の判断方法 ※奇門遁甲の八門の配置手順は異なる
- 奇門遁甲の構成要素の採点方式に判断法
- 奇門遁甲の立卦(易卦を立てる)による判断法
立卦による吉凶判断法を用いる理由
盤珪流奇門遁甲では立卦によって吉凶判断をしますが、なぜ立卦法を採用するのかその理由を解説します。
- 八卦(天、沢、火、雷、風、水、山、地)で万物を表現でき、八卦を二つ組み合わせて六十四卦をにすると、万物の動きも表現できるので、易は事象を具体的に説明できる有益なツールです。
- 六十四卦のみで判断するので、吉凶判断が容易です。
- 方位効果を具体的に予想できます。
- 結果の事象が方位効果であるかどうか容易に検証できます。
その他の方法を用いない理由
他の方法(五行説の相生・相剋、奇門遁甲の地盤と天盤の関係性、八門、構成要素の採点方式)についても実例データで検証しましたが、易で判断するのが事象を最も的確に説明できました。
他の方法は、すべて市販の占術書等で簡単に知ることができるやり方です。
奥秘部分は市販の占術書に載せないはずですので、他の方法は良くないと言うつもりは決してありません。念のため、誤解なきようお伝えします。
盤珪
最後までお読みいただきありがとうございました。
盤珪(ばんけい) プロフィール